年収1000万?年収100万?行政書士の年収のナゾ

行政書士の資格を取ろうと思っているのですが、開業したとして年収はどのくらいになるのでしょうか?

このような質問がネット上に溢れています。年収100万にも満たないという意見もありますが、ネット上の情報に信憑性があるかとなると疑問があるはずです。ネットより信頼できる出版物だと年収1000万とか3000万とか余計に胡散臭い感じがするタイトルに目が行きます。

信頼できるデータはここだ

日本政策金融公庫をご存知でしょうか?民間の金融機関から融資を受けるのが難しい中小企業に低金利の事業資金を供給する100%政府出資の政策金融機関です。ビジネスジャーナルでは審査能力なしとまで言われている日本政策金融公庫ですが(参照URLはこちら)、一般人ではなかなか融資を受けることが出来ません。

しかし、行政相手の専門家行政書士なら上手に借りているはずです。事業の審査能力はなくても細かい情報のウソは見抜かれますので、日本政策金融公庫は行政書士の年収に関して正確なデータを持っていると言えるのです。

一人当たりの売上高は不況でも600万超え

日本政策金融公庫が発表している業種別経営指標では、行政書士事務所の従業員一人当たりの売上高が625万円となっています(参照URLはこちら)。2013年発表なので不況下で行われた調査になります。結構な額に見えます。

年収とは?

サラリーマンの場合年収と言えば源泉徴収前の金額を指しますが、個人事業主の場合は人によって年収を指すものが異なることがあります。

個人事業主の場合、経費を操作することで報酬部分をある程度自由に決めることができます。個人事業主の年収を「売上高ー(原価+諸経費)」とすると、経費で車などの高額なものを購入した時、実際の生活とは大きく離れた年収になってしまいます。

年収を高く見せたいという欲求もありますので、年収=売上高としている方も多いのです。年収=売上高なら行政書士の平均的な年収は600万となります。

年収1000万を超える条件とは

年収1000万を標榜する出版物がある以上、そういった勝ち組行政書士がいるのは確かなはずです。本を手に取ってみると、必ずしも本業で稼いでいるわけではないことが分かります。

宣伝方法の工夫が書かれていることが多いのですが、これは自分でコピーライターの仕事をしていることと同じになります。家庭教師として成功し、家庭教師としての年収が1000万を超えている方もいらっしゃいます。

勝ち組になるには行政書士そのものの仕事以外で収入を上げる方法が必要なようです。
どのような方法があるのか、次のページから探って行きたいと思います。

>>Next 行政書士ってどんな仕事をする人?